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【子どもを叱る前に読みたい】心を落ち着かせるメモ

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こんにちは。やもともりです。

先日、子どもを叱るのは難しいという記事を書きました。

娘を長々と叱ったことを反省し、こんなことを思いました。

親の感情や意見を子どもにぶつける叱り方を止めたい

子どもの自尊心を傷つける叱り方は避けたい

なるべく穏やかな口調で、子どもの心に響く叱り方をしたい

長々とではなく、なるべく短く伝えたい

そこで叱る前に読みたいメモを作成しました。

叱り方について悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。

子どもを叱る前に読みたいメモ

1.イラっとしたら6秒息を吐く

子どもの言動でイラっとしたとき、親はつい感情的な言葉を発して子どもを傷つけてしまうことがあります。

そうしないためにも、イラっとしたときは6秒間ゆっくり息を吐きます。

暴言ではなく、息を吐く。(出来れば別の部屋に移動するなどして心を落ち着かせます。)

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なお、6秒としている理由は、「怒りという反応が起きてから理性的になれるまで6秒かかる」と言われているためです。

2.叱る必要があるのかを判断

このような自問自答により、子どもを叱るべきか判断します▼

  • この怒りの正体は何なのか。失望?悲しみ?不安?焦り?
  • 誰かの大切なものを奪ったり傷つけたりしているか?
  • 自分も子どものころ同じことをしていたのでは?
  • 子どもに勝手に期待していただけでは?
  • 親の都合や価値観ばかり優先していないか?

叱った方がよいと判断したときだけ、次の3に進みます。

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叱るほどではなければ、「次からは○○しようね。」、「ケガはない?」などと声を掛けて終わりにします。

 

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3.いつどこで叱るかを判断

叱ると決めた場合、今すぐに叱るか、後の方が良いかを判断します。

また、叱る場所も重要
周りに人がいる状況で叱ると、子どもの自尊心が傷つきます。両親そろって子どもを叱るのも避けたいところです。

ちなみに私が娘を叱る場合は、テレビを消して娘とソファに座ります。(目の高さを合わせれば威圧感を与えませんし、座った状態の方が落ち着いて話せるからです。)

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このあとの4~7が、【実際の叱り方】です。

4.【事実だけを述べる】

子どもに現状を把握してもらうため、まずは事実だけを述べます。

【例】
寝る時間を過ぎても遊び続けている子どもには、「寝る時間を過ぎているね。」とだけ伝えます。

親の意見や感情、善悪については言いません。

【ダメな例】
「もー!毎日毎日、何度言われたら分かるの。早く寝ないとダメでしょ。」

5.【理由を聞き、復唱する】

子どもに優しく理由を聞いてみます。

【例】
「どうして寝る時間を守れなかったのかな?」

子どもなりの考えや事情を教えてもらいます。

親は子どもが話し終わるまでは反論せず、親の意見を押し付けることもせず、ただただ聞き役に徹します。

このとき、子どもが話すことを親が復唱しながら優しく聞くと、子どもは「話を聞いてもらえている」という安心感を抱けます。

また、子どもは自分が言った言葉を親の口から改めて聞くことになり、冷静に考えられるようになります。

POINT

共感しながら聞くことも大切です。また、良かった点は認めて褒めます

【例】
「うんうん、ゲームに夢中になってたんだね。楽しく遊んでると、つい時間を忘れちゃうものだよね。」

【例】

「歯磨きとドライヤーを早めに終えられたのは偉かったね。」

6.【悪い影響について一緒に考える】

〇〇すると(もしくは〇〇しないと)、誰にどんな影響があるかを子どもに考えてもらいます。

【例】
「寝る時間が遅くなると、どんなことになる?」と子どもに質問します。

ここで大切なのは、親の考えを正解として一方的に押し付けるのではなく、子ども主体で話してもらうことです。

親は質問者となり、補足やヒントが必要なときにだけ意見を言います。

また、悪影響がいくつも思いつく場合でもなるべく1つに的を絞ります。

たくさんのことを一度に扱うと小さい子どもの場合は混乱してしまうし、叱る時間も長くなってしまうからです。

【例】
寝るのが遅くなるとどうなるか→「睡眠不足になって体調を崩しやすくなる。」

【ダメな例】
寝るのが遅くなるとどうなるか→「睡眠不足になって体調を崩しやすくなる。頭が働かなくなる。朝早く起きられなくなる。学校に遅刻してしまう、、、、」

7.【今後どうするかを一緒に考える】

今後はどうしていくかを、子どもに考えてもらいます。

子どもから意見が出ないようなら、親から提案します。

【例】
遊びに熱中していると時間を忘れてしまうことが多いから、タイマーをセットして時間を意識する。

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親と子の両方が納得する案を考えるのが難しい。そんなときは妥協案として「まずは注意される回数を半分に減らそう。」でもOK。

6,7ともに、「子どもが自分で考えて納得する」ことが大切です。親の意見を一方的に聞かされるだけでは、子どもは納得できずにまた同じことを繰り返してしまいます。

さいごに

子どもを大切に思う気持ちが強いからこそ、叱る回数も増えてしまいますよね。

でも、傷つけるだけの叱り方では、親にも子にもシコリが残ります。

一度口にした言葉は取り返せません。

そのため叱るときにはメモに頼りつつ言葉を選んでいきたいと思います。

そして、叱る言葉の何倍もの褒める言葉 を子どもにかけていきたいです。

 

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