こんにちは。やもともりです。
我が家では2匹のニホンヤモリ(ヤモちゃんとモリちゃん)を飼育しています。
今回の記事では、ニホンヤモリの脱皮と注意点について書きます。
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ニホンヤモリの脱皮について
個体差や時期にもよりますが、ニホンヤモリは2週間に1度ぐらいの頻度で脱皮します。
やもともり
脱いだ皮(脱皮殻)を自分で食べる子の場合、いつ脱皮してるのか分かりづらいです。
脱皮の前兆
我が家のヤモリちゃん達は、脱皮前になると食欲が落ち、隠れ家(トイレットペーパーの芯)の中で過ごすことが多くなります。
脱皮直前には、白い薄皮を体全体にまとっているように見えます。
脱皮後の抜け殻の拡大写真
今朝、ヤモちゃんのケージで抜け殻の一部を発見。昨日の夜中に脱皮したようです▼
ヤモちゃんは脱皮しながら抜け殻を食べることが多いため、抜け殻が残っているのは珍しいこと。
ルーペで覗くとウロコの形がよく分かります▼
娘
顕微鏡で覗くとさらに拡大できます。こちらの記事に載せました。
脱皮に関する注意点 ※脱皮不全になると出血や壊死の危険性もあり
過去の記事でも触れましたが、ケージ内が乾燥しているとニホンヤモリは脱皮を上手におこなえません。
やもともり
脱皮殻が体の一部に残った状態を脱皮不全と言います。
殻が残ったままではその部分が壊死する恐れがあります。しかし、無理に剥がすと出血することも・・・。
我が家のモリちゃんは脱皮が苦手で、指や尻尾に脱皮殻が残ることがしばしば。
私は大きく残った脱皮殻を見つけた場合、脱皮のお手伝いをします。
殻が残っている部分をぬるま湯でふやかし、ピンセットで少しずつそーっと剥がしてあげればOKです。
脱皮不全が起こらないよう、日頃からケージ内の湿度を高く保つことが大切です。
指にケガをしたり、指が壊死してしまった場合
ニホンヤモリのしっぽは切れても再生しますが、指は一度無くなると残念ながら再生しません。
指のケガや指の壊死。すぐに命が危うくなる訳ではないものの、傷口からの感染症やストレスには注意が必要です。
以前、モリちゃんのケージ底のキッチンペーパーに小さな血の跡が点々とついていたことがありました。
慌てて体を観察すると、指の一部から出血が・・・。指先に脱皮不全が起き、殻を自分の口で無理に剥がそうとして出血したようです。
やもともり
その時の指のケガは幸い大事には至らず、病院や塗り薬の力を借りずに治りました。
モリちゃんが指にケガをしたとき、私がおこなったことは2つ。
①ケージ内をこまめに掃除
ケージ内をこまめに掃除し、傷口を清潔に保つようにしました。
②ケージの内壁に「すべり止めシート」
ケージの内壁に「すべり止めシート」を貼りつけました。
「すべり止めシート」を貼りつけた理由は、モリちゃんの壁登りの負担を軽減するため。
壁登りが大好きなニホンヤモリは、指にケガをしていても無理に壁を登ろうとします。上手く登れず何度も指を壁に擦り付けるため、ケガが悪化するという悪循環・・・。
そこで、ケージの内壁に100均の「すべり止めシート(材質:塩化ビニル樹脂)」を貼ったところ、簡単に壁を登れるようになりました。
やもともり
素人の一意見ですが、ご参考までに。
ケガの完治後、すべり止めシートは撤去しました。
おわりに
ニホンヤモリの脱皮は喜ばしい一方で注意点もある、ということを書きました。
また一皮剥けたヤモちゃん。いつも癒しをありがとう。
これからもヤモちゃんとモリちゃんがすくすく成長しますように。
他にもニホンヤモリに関する記事を書いていますので、よければ覗いてみてくださいね。