こんにちは。やもともりです。
我が家には小学3年生の娘がいます。先日、娘の同級生「Dくん」が書いた読書感想文が学年の代表に選ばれました。
原稿のコピーが配られたので私も読ませてもらったところ、宇宙の本を読んだ感想文でした。中身が濃く読みやすい構成で、Dくんの情熱が詰まっていました。
アラフォーの私が書く文章よりよっぽど上手で魅力的。
そんなDくんの読書感想文を読み終えて、ふと思いました。
同級生の作品が褒められていると、自然と興味を持つものですよね。ライバル心が芽生えて自分も頑張ろうと思えたり、尊敬して見習いたくなります。
また、娘は自分が書いた文章を添削されると感情的になってやる気を失うタイプ。しかし【娘自身が添削する側】になれば、文章のいい点や改善点を落ち着いて見つけられるかなと思いました。
添削ごっこ
娘と一緒に「Dくんの読書感想文の添削ごっこ」をしてみました。
- 先生になったつもりでDくんの読書感想文を読む
- いいところを見つけてマネさせてもらう
- 「こうしたらもっと良くなる」という点も見つける
「添削」という言葉では上から目線な感じがしますが、先生になりきってDくんの読書感想文を分析します。
娘が気づいた「Dくんの読書感想文」のいいところはこちら▼
- 原稿用紙をたくさん使っている
- 難しい言葉や漢字をたくさん使っていてすごい
- 字が丁寧
- 「もし僕だったら」と比べているところが面白かった
私が補足した、「Dくんの読書感想文」のいいところはこちら▼
- 「読書感想文の型」を使って書いているから読みやすい
- 自分の素直な気持ちや驚きの発見、アイディアなどをたくさん書いている
- 今の自分に足りないところを分析し、具体的に書けている
一般的な「読書感想文の型」はこちら▼
- 本のタイトルと簡単なあらすじ
- 読んだきっかけ
- 心が動いた場面(驚き・疑問など)と理由
- 自分だったらどうしていたか、など
- 読んだあとの自分の変化
- これから自分はどうしたいか、など
こうしたらもっと良くなる、と思ったところは1つだけ挙げました▼
- ここは段落を分けた方がもっと読みやすくなるかも
今回は誤字脱字などの間違い探しにも挑戦しました。しかし娘には「細かい間違いは気にしなくて大丈夫」と伝えています。言いたいことが伝わる文章なら、それだけで100点満点。特に小学生のうちはたくさん書いて、たくさん褒められることが大切だと思っています。
なお、ここだけの話ですが娘は間違い探しを一番楽しんでいました。
さいごに
Dくんの素敵な読書感想文のおかげで、娘と添削ごっこができてよかったです。また、親子でこんな話をするきっかけにもなりました▼
- 「興味深い文章」や「上手だな、好きだなと思える文章」をたくさん読んでマネしていこう
- 新しく知った言葉をどんどん使っていこう
- 細かい間違いは気にせず、伝えたい気持ちや発見したことをたくさん書いていこう
生きていく上で、表現力や読解力はとても大切ですよね。
これからも娘に無理強いすることなく、遊びに誘う感覚で「文章の読み書き」をうながせたらいいなぁと思っています。
ただ、私自身に知識や技術が不足しているため教えることは難しい・・・。そのため娘と一緒に学んでいくスタイルでいきたいです。