こんにちは。やもともりです。
我が家には小学3年生の娘がいます。
現在、塾や習い事には通っておらず、宿題とチャレンジタッチ(進研ゼミのタブレット教材)が家庭学習のメイン。毎日の習慣です。
さらに、毎日はできないものの、時間を見つけて取り組んできたことが色々あります。

やもともり
ポイントは「市販のドリルやプリント」を使わずゲーム感覚でできること。
そのおかげもあってか娘の成績は良好。国語では先生から作文を褒めてもらえることがあります。(家での出来事をやや盛って書くので、親としては恥ずかしいときも。)
今日は「家庭でできる | 子どもの学力を上げる工夫」の中から、国語に関することについて書きます。
小学校低学年のお子さんがいらっしゃるご家庭のご参考になると幸いです。
家庭でできる「国語の力を伸ばす方法」
我が家の場合、国語に関して特に重視しているのは「読解力」と「表現力」です。
それらを伸ばすために子どもの読書の機会を増やしたり、会話に気を配ったりしてきました。
また、型を使って感想文を書く練習や、スマホアプリの活用、言葉遊びといった工夫もしています。
以下でそれぞれ詳しくご紹介します。
子どもの読書の機会を増やす
国語の力を伸ばす方法として真っ先に思いつくのは「読書」。
ただ、「読書の大切さは知っているけれど、子どもが読書をしてくれない」というご家庭は多いですよね。我が家もその中に含まれます。
娘がこんなタイプだからです▼
- 読書以外にもっと楽しいことがある
- 好きでもないことに時間をかけたくない
- 文字より動画の方が理解しやすい
- 難しい内容の本を読むと疲れる
読書をしない子の気持ちは理解できます。

やもともり
そのため読書を強制せず、まずは「本を読むと良いことがたくさんある」と思ってもらい、読書を習慣化する工夫を試してきました▼
- 子どもが選んだ本を親子で一緒に読む
- 子どもが自発的に本を2冊読んだらたくさん褒めてご褒美を
- 定期的に新しい本を買い、子どもの目にとまる場所に並べる
- 読書中にクイズを出すなどゲーム要素を取り入れる
詳しいやり方や年齢に合った本の選び方は、こちらの記事をご参考ください▼

やもともり
読書が習慣化してきたら、次は熟読を意識します。せっかくたくさん本を読んでも、流し読みばかりでは読解力が伸びづらいからです▼
- 映像を思い浮かべながら読む →(流し読みにならないように)
- 知らない言葉が出てきたらすぐに質問 →(流し読みにならないように)
- 好きな本、興味がある本を選ぶ →(同じ本を何度読んだっていい)
- 本の内容についてクイズを出し合う →(娘はクイズが好きなので)
我が家の娘は新しい取り組みに難色を示しがちですし、継続も難しいタイプ。そのため、「30日間続いたらご褒美」という読書キャンペーンでモチベーションを上げています。
熟読の詳しいやり方や読書キャンペーンについては、こちらの記事に書きました▼

やもともり
また、子どもが本に触れる機会を増やすために、我が家では「娘の好きなこと」と「読書」を結びつけています。
スマホ(←私のお古)で遊ぶことが好きな娘。スマホの制限時間は「平日は1時間、休みの日は2時間まで。」と、娘にとっては少し短め。特に土日はもう少し使いたがります。
そこで、土日は本を読むことでスマホの使用時間を延長できるというルールを設定。これにより土日に本を読む回数が増えました。
詳しいルールはこちらの記事をご参考ください▼
ちなみに進研ゼミのチャレンジタッチには「電子図書館 まなびライブラリー」というものがあり、娘はここから本を選ぶこともあります▼
「子どもに読書を好きになってもらう」ことは難しいですが、「子どもの読書の機会を増やす工夫」はできる限りおこないたいです。
会話に気を配る
家での会話に気を配ることで、子どもは「その場にふさわしい言葉遣い」を自然と身に着けます。
我が家では親子で話すときに以下のような点を意識しています▼
- 正しい言葉遣いで話す(ら抜き言葉などに気を付ける)
- 綺麗な言葉遣いで話す(「やばい」などは使わない)
- 語彙の豊富さを意識する
- 子どもが言い間違えても「そうだね」と受け止めたうえで「○○だね」とさりげなく言い直す
「使わないようにしている言葉」についてはこちらの記事で詳しく書きました▼

やもともり
ちなみに、お友達と流行り言葉や乱れた言葉で話すのはOK。「誰かを傷つける発言」が無ければ親は口を出しません。
私はもともと口数が少ない人間ですが、「語りかけ」育児の本のおかげで子どもへの接し方を学ぶことができました。娘の赤ちゃん時代に読んだ本ですが、私の育児の原点とも言えるほど素晴らしい内容。0~4歳のお子さんがいる方に是非読んでいただきたい本です。
型を使って作文や感想文を書く
作文や感想文を書く機会を増やせば表現力を伸ばすことができます。
長い文章を書くことが苦手なお子さんには、「型を使って作文や感想文を書く方法」がおススメ。型を使うことで論理的な文章を書くことができます。
具体的には以下の記事でご紹介しています▼
子どもの書き終えた文章を親が読む際には、良いところをたくさん見つけます。最初のうちは誤字・脱字や細かい間違いがあっても指摘不要。

やもともり
たくさん褒めることで子どもの自信とやる気を増やします。
他の子の感想文を親子で一緒に添削し、良い点をマネするのもおすすめです▼
読み上げアプリで遊びながら文章を作る
「作文や感想文を紙に書くのは面倒くさい。」と言うお子さんには、スマホの「音声入力機能」を使った文章作成もオススメです。
娘のお気に入りは、文章を入力すると読み上げてくれる「読み上げアプリ」。再生速度や声の種類を変更できることが楽しいようです▼

娘
スマホ上の文章をコピペすることもできます▼
だじゃれ、しりとり、マジカルバナナで遊ぶ
だじゃれやしりとり、マジカルバナナといった言葉遊びが大好きな私と、それに付き合ってくれる娘。家の中ではだじゃれを言い合っています。
言葉遊びは道具不要で移動中や寝る前にできますし、語彙力や連想力が伸びるためとてもオススメです。
ちなみにだじゃれが得意になると、自動的になぞなぞも得意になります。

やもともり
洋服をハンガーにかけない都道府県はどーこだ?

娘
福岡県(ふくを かけん)♪
無料の動画で楽しく学ぶ
ネット上には学習動画がたくさんありますよね。無料なのに高品質なものも多く、ありがたい限りです。
私のオススメは、小学校1・2年生向けの国語番組「ことばドリル」。娘は小1のときに笑いながら読み・書きを学びました。

やもともり
昭和の香り漂うコントがとっても面白いんです。(NHK for Schoolというサイトから無料で観られます。)
さいごに
幼児期や小学生(特に低学年)の頃に親がどう関わるかで子どもの学力は変わってきます。
我が家で最も重視しているのは国語の力。国語力はあらゆる教科を学ぶうえで基礎となるからです。
読んで、聞いて、理解する。
想像し、考えて、言語化する。
生きていく上でも欠かせない国語力を伸ばすため、親が子どもをサポートすることは大切です。

やもともり
今回ご紹介したようなゲーム要素を取り入れることで、無理なく家庭学習を続けていけたらと思います。