こんにちは。やもともりです。
私は「褒めて伸ばす」を子育てのベースにしています。
慎重派な娘は幼児期に、新しいことへの挑戦をためらいがちでした。そのため「少し褒め過ぎかな?」というほど褒めたり励ましたりしながら育ててきたつもりです。
現在娘は小学3年生。以前より自信を持てるようになりました。家庭や学校での積極性も少しずつ増えています。そして、周囲の人をたくさん褒めてくれる子になりました。
褒めるという行為は、「相手をよく観て、良いところに気付く」ことから始まります。
そして心を込めて相手を褒めたとき、

娘
ありがとー♪
と喜んでもらえると、こちらまで嬉しくなりますよね。

やもともり
娘が頬を赤らめてはにかむ姿は本当に可愛いです。
褒めることによって良いことがたくさん起こりますよね。
今回の記事では、褒めるときに意識していることと、色々な褒め言葉についてご紹介します。
子ども以外を褒めるときにも使える内容ですので、褒め方と褒め言葉のレパートリーを増やしたい方のご参考になると幸いです。
褒めるときに意識していること
一口に褒めると言っても、色々な方法がありますよね。

やもともり
何が「良い褒め方」かは、子どものタイプや年齢によって異なります。
「良い褒め方」としてよく紹介されているのは、「結果や能力よりも過程や努力を褒める」という方法。
しかし、私は「結果や能力」だけを褒める日があっても良いと思っています。
大切なのは、褒め方や褒め言葉のレパートリーを増やして【バランスよく褒める】こと。
そのうえで私が褒めるときに意識していることは以下の6つです▼
相手の目を見て笑顔で褒める
相手の目を見て、笑顔で心を込めて褒めます。

やもともり
片手間で褒めたり機械的に褒めたりしても、相手の心には届きません。
作業中であっても、褒めるときは一旦手を止めて相手に向き合い、褒めることだけに時間を使います。
「結果や能力」も「過程や努力」も全部褒める
「結果や能力」だけを褒めることには賛否両論あります。
しかし、結果や能力を褒められると素直に嬉しいですよね。
大切なことは、偏らずバランスよく褒めることだと思います。
我が家では、「結果や能力」を褒める回数よりも「過程や努力」を褒める回数の方が多くなるように気を付けています。
また、子どものやる気が少ないときに大人がご褒美を設定することもありますよね。
ご褒美の回数が多すぎたり内容が豪華すぎたりすると良くないものの、適度なご褒美は行動のきっかけ作りに有効です。
大切なのは、ご褒美を渡すときに添える言葉。「成果が出たことへのご褒美」ではなく「成果が出るほど頑張ったことへのご褒美」と言って渡します。

やもともり
何かを成し遂げたときの真のご褒美はあくまでも、自らのレベルアップと達成感、そして自信です。
過去と比べて褒める
「あの子より上手だね。」など、お友達や兄弟と比較して褒めるのは、誰かをおとしめるような悪い方法。誰かと比較しないと自分の価値が認めらない癖が子どもにつくと厄介です。
「クラスで一番」など、集団の中で上位にいることを褒めるという方法も多用しないよう気を付けています。
「他人と比較することで自分の得意/不得意を認識する」こともたまには必要ですが、やはり「過去と比べて成長したところを褒める」ようにしたいです。
細かいところまで具体的に褒める
「いいね」や「すごい」の言葉だけでは何を褒めているのか相手に伝わらないときがあります。そういうときには、具体的に褒めるようにしています。
テスト、宿題ノート、作品などについて褒めるときにも、細かいところまでじっくり観たうえで具体的に褒めます。

やもともり
消しゴムで消して書き直した形跡が分かる箇所やユニークな箇所など、努力や工夫が伝わる箇所に注目します。
また、子どもが作った作品はたくさん飾るようにしています。
第三者を通じて褒める
平日に子どもと触れ合う機会が少ない夫には、私から娘の成長をたくさん伝えるようにしています。両親や夫の両親にも定期的に報告。
すると、夫や両親たちが娘に、
〇〇を頑張っているんだね。ママがすごく褒めてたよ。
と伝えてくれることがあります。
直接ではなく関節的に褒められると、褒め言葉の信憑性が増して素直に喜べることもありますよね。
「できて当たり前」という思い込みを捨てる
「もう小学生だから、これくらいできて当たり前」などと思い込んでいると、子どもの頑張りに気付けない場合があります。
不慣れなことや不得意なことは人それぞれ。
また、「悪天候、忙しい、体調が優れない」などの特別な状況下では、いつものことでも大変さが変わりますよね。
見えないところで苦労していたことが想像できる場合は、当たり前と思えることでも褒めるようにしています。
私の場合、上記の褒め方をいつもできている訳ではありません。「すごいねぇ。」と笑顔で伝えるだけで精一杯の日もあります。

やもともり
「できる範囲でバランスよく」、を心掛けていけたらいいですよね。
色々な褒め言葉
褒め言葉がいつも同じでは相手の心に響きにくくなってきます。
ここでは「よく使っている褒め言葉」と、たまに使いたい「ユニークな褒め言葉」をご紹介します。

やもともり
子どもの年齢が上がるにつれて、褒め言葉のバリエーションを増やしていきたいです。
よく使っている褒め言葉
子どもには、「あなたは特別な存在。いてくれるだけで幸せ。」という気持ちが伝わるような言葉をたくさん伝えています▼
- 〇〇がいてくれて本当に幸せ、いつもありがとう
- 〇〇と一緒にいるとすごく楽しい
- 〇〇がいるから頑張れるよ
- 宇宙一大好き、宇宙一大切な存在
なるべく毎日。タイミングとしては、リラックスしている時間に伝えることが多いです。「ご飯を食べているとき、一緒にお風呂に入っているとき、寝る前」など。
また、子どもの「良いところ、頑張り、成長」に気づいたときによく使う言葉はこちらです▼
- すごい
- 頑張ったね
- 頑張ってるね
- ナイスチャレンジ
- 上達したね
- 腕を上げたね
- またレベルアップしたね
- 目標達成、素晴らしい
- 諦めず努力を続けてすごい
- 途中で投げ出すことなく最後までやり遂げたね
- 毎日の積み重ねが大きな力になったね
- 素敵
- 上手
- かわいい / かっこいい
- オシャレ
- センスがいい
- 大人っぽい
- 大人の対応だね
- ばっちり
- いいねぇ
- とてもいい工夫だね
- ナイスアイディア
- 斬新な発想
- 面白い
- ユーモアがある
- いいところに気が付いたね
- さすが〇〇
- 絶好調だね
- びっくりするくらい魅力的
- 天才的
- 尊敬してる
- 手先が器用
- 味がある
- 味わい深い
- 感動した
- 才能豊か
- 優しい
- 心が広いね
- 上品で素敵
- 大切に使ってくれてありがとう
- 丁寧にできたね
- 研究熱心
- よく知ってるね
- 頭いいなぁ
- その考え方好き
- 説明が分かりやすいね
- 言葉のチョイスが絶妙
- いつも喜びを素直に伝えてくれて嬉しい
- 「ありがとう」をきちんと言える素敵な子だね
- 周りの気持ちまで考えられる優しい子だね
- 一生懸命に取り組む姿勢、見習いたい
- 〇〇が描く絵は人を幸せな気持ちにさせてくれるね
- どうやってやるの?やり方知りたいなぁ
- マネしてもいい?
- お手本にさせてもらうね
- 〜するの大変だったんじゃないかな、本当にありがとう
- 〇〇の明るさに元気をもらえるよ
- 今日も可愛い笑顔に癒される
- 〇〇に相談してよかった
- 〇〇のおかげで大切なことに気づけたよ
- 〇〇がみんなの分まで頑張ってくれてたこと知ってるよ

やもともり
宿題の丸付けのときに褒め言葉を書くこともオススメです。
ユニークな褒め言葉
たまにはユニークな言葉で子どもを褒めるようにしています。
大げさな表現は短くても相手の印象に残りやすいですよね。

やもともり
楽しい雰囲気にもなるのでオススメです。
- ~大臣
- ~名人
- ~の巨匠
- 一流
- すごい逸材が現れた
- ~王
- 達人
- 哲人
- 敏腕カメラマン
- ~界のレジェンド
- ベテラン
- エキスパート
- プロフェッショナル
- チャンピオン
- スペシャリスト
- ピカイチ
- スーパースター
- 職人技
- 神業
- 名人芸
- 技術が光る
- 見事な手さばき
- 極上
- ほれぼれする
- 華麗
- 熟練のなせる業
- 別格
- 究極
- 高品質
- 最高峰
- 名人の域
- 確かな腕前
- 手際が鮮やか
- お見事
- あっぱれ
- 美しさが際立っている
- 並外れている
- ずば抜けている
- 圧倒的
- 胸を打たれる
- 目を奪われる
- 圧巻の~
- 抜群の能力
- 本質を捉えている
- 今世紀最大
- 空前絶後
- プロ並み
- ファインプレイ
- スーパープレイ
- ミラクルプレイ
さいごに
「良いところ、頑張り、成長」をたくさん探してたくさん褒める。自分のことも、周りのことも。
そうすることで自信や笑顔が生まれます。
また、たくさん褒められた子どもはきっと、周りのこともたくさん褒めるようになりますよね。
粗を探してばかりではなく、良いところを探して褒め合える社会になるといいなぁと思います。