こんにちは。やもともりです。
我が家には小学4年生の娘がいます。
小1から登校しぶりが続いており、月に2回ほど学校に遅刻。どうしても登校できず欠席する日もあります。
まだまだ幼くて可愛いけれど、もうすぐ5年生。
娘の成長に合わせて、親も変わらなきゃ。
そう思い、登校しぶりの対応方法を変えることに決めました。
今までの対応
子どもの話を聞き、気持ちを切り替えられるよう励ます。
▼ ▼ ▼
これからの対応
子どもの話を聞き、気持ちを切り替えられるまで待つ。
この記事では「娘の変化」と「登校しぶりの対応の変更点」について書きます。
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小1~小3までの娘の登校渋り
以前の娘の登校しぶりを振り返ります。
小学1年生
娘
ランドセルが重い。行きたくないー。
学校生活に慣れるまで、私が付き添って登校していました。
初めて一人で登校できたのは7月の下旬でした。
小学2年生
娘
お腹痛い...。
お友達とのトラブルが原因で遅刻が増えました。
小学3年生
同じ通学路のお友達とのトラブルが多発した時期。
娘
3人で歩いていると、いつも誰かが1人になっちゃう...。
この頃は、私が一緒に登校してもダメでした。通学路で泣いて歩かなくなってしまうのです。
6月には初めて学校を休みました。
お友達トラブル以外でも、嫌なことが重なるとすぐに登校を渋るようになりました。
完全に欠席モードの日は、布団から出ようとしません。親がどう励ましても、
娘
分かっているけど...、行けない...。
子どもの登校しぶりが増えると、親の心配や焦りも増えます。
やもともり
休ませるか迷ったときの「基準」を作って乗り切りました。
また、この時期には嬉しい変化も。
娘が担任の先生に、悩みを相談できるようになりました。
小4になってからの娘の変化
小学4年生になってからの娘の変化をまとめます。
欠席した日の過ごし方の変化
クラスの男の子の言動が怖くて欠席が続いた週がありました。
こういうとき、我が家では時間割に合わせた家庭学習をします。
今までは私が声掛けしていましたが、娘が自分でスケジュールを立てて勉強し始めたときには成長を感じました。
やもともり
男の子とは無事に仲直り。先生が面談の機会を作ってくださったおかげです。
感情の伝え方の変化
不安なことを自分で紙に書き、気持ちを整理できるようになってきました。
- 算数のテスト、勉強していなくて不安
- 右手の親指がちょっと痛い、先生に自分で伝えるのは恥ずかしい
- 成長痛で足が痛い
- 宿題が終わっていない
- 給食のとき、口を開けて大声で話す子がいる
- 給食のメニューが魚(娘は焼き魚が苦手です)
わがままに感じる理由もありますが、どれも子どもの正直な気持ちです。
子どもが本心を隠している時もあります。
お腹が痛くて遅刻したとき、後から打ち明けてくれたことがありました。
「本当は、漢字のテスト勉強をしてなくて不安だったんだ。」
言いたくないことは誰にでもありますよね。
「ちょっと頑張ってみる」が増えてきた
娘に無理はさせたくない。
でも、生きていくうえで忍耐力は必要。
そう思い、娘に何度も伝えてきた言葉があります。
少しつらくても、まずは一歩進む。
すごくつらい時は逃げる。
逃げ道はちゃんとあるから、安心してね。
この言葉を聞いた後、娘は一歩踏み出すことが増えました。
娘
ちょっと頑張ってみる。3時間目からだったら、行けそう。
やもともり
行ってみて無理だったら、保健室でも早退でもいいからね。
気持ちの切り替えが以前より早くなったと感じます。
泣いて登校を渋った日、こんな工夫で登校できたこともありました▼
「下校後のご褒美」を手の甲にマジックで書き、不安になったら手を見て思い出す。
いじめが理由で登校を渋っている可能性がある場合、必ず学校を休ませて適切な対応をします。
- 出来事を細かく記録
- 証拠を集める
- 学校や警察に相談
娘がノートに書いていたこと
先日、娘が寝る前にノートを見せてくれました。
そこには娘の字で、「学校にいきたくないとき」にどうするかが書かれていました。
学校にいきたくないとき
- たのしいことを考える
- ごほうびを考える
- 気もちをせいりする
- まずは行ってみる
- 行ってムリだったら帰ろう
- どーしてもいきたくないなら今日は休む日にしよう
- たんじろうといのすけ、どっちの気もちも大切にする(※)
- ぜったい毎日行くものではないんだから、どんどんいける日をふやせばいい!
(※7は「理性と本能、どちらも大切に」という意味合いです。)
どれも娘に繰り返し伝えてきたこと。読んでいて泣きそうになりました。
この子はもう全部分かっている。
分かったうえで、葛藤して、訴えていたんだなぁ。
子どもの成長に合わせて登校しぶりの対応を変更
娘の成長に合わせて、登校しぶりの対応方法を変えることに決めました。
今までの対応
子どもの話を聞き、気持ちを切り替えられるよう励ます。
▼ ▼ ▼
これからの対応
子どもの話を聞き、気持ちを切り替えられるまで待つ。
娘の場合、もう親が言う正論は理解しています。
分かったうえで葛藤し、気持ちを訴えているのです。
そのため、今後は子ども自身で気持ちを切り替えるまで待つことにしました。
やもともり
求められていないアドバイスはやめます。
娘が自己管理を頑張る原動力は「LINEがしたい♪」
娘は家でiPadや古いスマホを使っているものの、SIMカードが無く電話やLINEができません。
我が家のルールでは「LINEは中学生以降から」と決めていました。
これまでは納得していた娘ですが、最近お友達の影響で、
娘
私もLINEができるスマホが欲しい♪
と言うようになりました。
夫と相談し、娘に伝えました。
やもともり
【3つの自己管理】がある程度できるようになったら...。
【3つの自己管理】
- 時間(早寝早起き、お風呂などの時間が大体守れる。)
- お金(お小遣いの範囲内で買い物する。買う前によく考える。)
- 感情(少しつらくても、まずは一歩進む。)
そのため娘は「LINEがしたい♪」を原動力に、自己管理、特に感情のコントロールの練習に励んでいます。
おわりに
娘の成長に合わせて、登校しぶりの対応を変更することに決めました。
今までの対応
子どもの話を聞き、気持ちを切り替えられるよう励ます。
▼ ▼ ▼
これからの対応
子どもの話を聞き、気持ちを切り替えられるまで待つ。
やもともり
もし遅刻や欠席が増えるようなら、またやり方を変えます。
少しつらくても、まずは一歩進む。
すごくつらい時は逃げる。
逃げ道はちゃんとあるから、安心してね。