やもともりブログ

HSPママの試行錯誤

嫌味や皮肉による心のチクチクを和らげる考え方

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こんにちは。やもともりです。

最近、PTA での人間関係が少しギクシャクしています。

積極的に活動するメンバーが、参加率低めのメンバーにイライラしているからです。(私は波風を立てたくないため参加率はそこそこ。年度末までは良い人キャンペーンを継続します。)

陰で不満を漏らすシーンなら以前にも見かけたものの、ここ数日はグループLINEで嫌味を含んだ発言が目につきます

本音をぶつけることは避けたいけれど、言わずにはいられない。そんなとき、嫌味や皮肉で遠回しに伝えたくなることは理解できます。

しかし言われた側にとって、嫌味や皮肉はなかなか抜けないトゲとして残ります

私は言葉に過敏なので、自分だけでなく他人が嫌味を言われるときにも心がチクチク痛みます。

嫌味が多い人とは距離を置ければいいのですが、そうはいかない関係もありますよね。今回の記事では、嫌味や皮肉による心のチクチクを和らげる考え方について書きます。

嫌味に隠された本音を推測し、謝罪や感謝で返す

嫌みを言われたときは、嫌味に隠された「相手の本音」を推測します。そして自分に非があると思えば謝罪し、非がなければ感謝の言葉を返します。

例えば仕事中に上司から、

その仕事いつまでやってるの?

とイライラした口調で言われたとき。

上司の本音は「待たされてイライラ。もっと早くして欲しい。」だと思われます。

この場合は上司に迷惑をかけているため、謝罪して改善の意を伝えます。

お待たせして申し訳ありません。ペースを上げるよう努力します。

他には例えばママ友から、

土日も仕事してるんだね。お子さんがかわいそう。

なんて言われたとき。

相手の本音は「母親が仕事してる間、子どもの世話は誰がするの?子どもは母親とお出かけできなくて寂しいだろう。」だと思われます。悪意はなくても偏った考え方です。

この場合はこちらに非がないため、感謝の言葉を伝えます。感謝の対象は何でもOK

土日も仕事だと子どもがかわいそうだと思うんだね。心配してくれてありがとう。【意見や心配に感謝

夫が子どもを見ててくれるから感謝してるんだ。【助けてくれる人に感謝

夫の仕事が土日休みでありがたいよ。【環境に感謝

このように嫌味に向き合いそれに合わせた対応をすれば、自分の中で区切りがつきます。

それに、「感謝」の気持ちに意識を向けることで心のチクチクが和らぎます。

こんな嫌味にはこう返す

ここからは「よくある嫌味のパターン」と「嫌味に隠された本音」、「それに対する返事」について考えます。

「こんな作業もできないの?」

相手に不満を伝えないと気が済まないときに出る嫌味

本音:仕事の習得の遅さにイライラ。早く覚えて欲しい。

返事の例

飲み込みが遅く、ご迷惑をおかけし申し訳ありません。

〇〇さんには助けていただいてばかりです。いつも気にかけてくださりありがとうございます。

「家で少し仕事するだけなら気楽だね」

心に余裕がないときや相手に嫉妬しているときに出る嫌味

本音:自分ができないことを自由にできる人にイライラする。

返事の例

前に無理して体を壊しかけたので、私には今の生活が合っているみたいです。在宅勤務させてもらえてありがたいです。

「そんなのよく飽きずに続けられるね」

常に自分が相手より上の立場でいたいときに出る嫌味

本音:自分の方が優れている。この人が選ぶものなんて価値が低い。

返事の例

飽きずに続けちゃうほど○○が大好きなんです。今は色んな○○が出ているからありがたいです。

「おとなしいよね」、「意外と物知りなんだね」など

本音をそのまま口に出したら嫌味に聞こえるパターン思いやりが足りない人や、偏見が強い人日本語に慣れていない人などが言いがちなこと。

返事の例

すみません、話すより聴く方が好きなんです。気にしてくれてありがとうございます。

意外な一面でしたか?物知りだなんて、ありがとうございます。

補 足

容姿や体質など、変えようのないことを悪く言われた場合には、

「傷つくから、それは言わないでもらえるとありがたい。」

と正直に伝えます。

相手の本音が分からないときは?

「誉め言葉」なのか「皮肉」なのか、相手の本音が分かりづらい場合もありますよね。そういうときは素直に感謝の言葉だけを返します。

嫌味の「言われっぱなし」や嫌味への「反撃」は避ける

嫌味を言われた時、「言われっぱなし」や「反撃」はなるべく避けたいと思っています。

「言われっぱなし(落ち込む / ヘラヘラする / 無視する)」では、今後も相手から嫌味を言われやすくなるからです。

また、「反撃」という方法には、相手の心を逆撫でする危険性があります。それに、言い返せたら一時的にはスッキリするものの、あとあと自分の発言を悔やむことに。

さいごに

「嫌味や皮肉による心のチクチクを和らげる考え方」について書きました。

あらゆる状況で使える訳ではありませんが、心を軽くするヒントになればいいなと思います。

また、記事を書いてみて私自身も「無意識に人の心にトゲを刺す発言をしていないか」振り返ることができました。

気持ちに余裕がないときには言葉は出さず深呼吸。そしてこれからも、こっそりブログやtwitterの中で吐き出します。

どうしても不満を相手に伝えたくなったときには、柔らかく丁寧な伝え方を心掛けたいです。

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