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【小さなご近所トラブル】言いづらいことをご近所さんに伝える方法3選

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こんにちは。やもともりです。

私は体裁を過度に気にするタイプの人間なので、他人との揉めごとが非常に苦手です。そのため不満があっても言わずに我慢することが多いです。

まずは自分にできる対策を探し、それが無ければ相手と距離を置いたり、時間が解決してくれるのを待ったり。そんな風に揉めごとを避けながら暮らしています。

しかし最近、ご近所さんに伝えなければならない問題が3つ起きました。どれも法律に反する内容ではなく、すぐに危険が及ぶわけでもない小さなトラブルです。

伝え方に悩みながらも最後まで対応しました。今回は、言いづらいことをご近所さんに伝える方法3選について書きます。

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問題1. ゴミ捨て場の利用について

以下の記事内で触れたように、あるご家庭からゴミ捨て場の利用について相談されました▼

私たち13軒で共有・管理をしてきたゴミ捨て場(ゴミストッカー)があるのですが、最近新しく建ったお家の人がそのゴミストッカーを利用しているようです。

新しいお家は3軒。正しいゴミ捨て場がどこなのか知らないのかもしれません。知っているけど遠くまで捨てに行くのが面倒で、私たちのゴミストッカーに捨てているのかもしれません。

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いずれにせよ、ゴミが増えるとゴミストッカーからあふれてしまいそうです。

班長として相談されたからには、何かしらの対応をしなければいけません。

  • 3軒に訪問して直接伝える
  • 該当の3軒それぞれに手紙でお知らせする
  • ゴミ捨て場に注意喚起の張り紙をする

上記の中で一番角が立たない方法は【張り紙】かなと思いました。

夫とも相談し、張り紙を作成。雨に濡れてもいいようにラミネートもしました。

注意点

屋外の張り紙は雨に弱いだけでなく太陽の紫外線ですぐに色あせてしまいます。水濡れを防止し、色あせを数ヶ月間防ぎたい場合には、【張り紙の上からUVカットの透明フィルムを貼る】、もしくは【UVカットのラミネートフィルムで張り紙をラミネートする】ことをおススメします。

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▲このような張り紙をゴミストッカーの上に貼ったので、あとは該当の3軒が決められたゴミ捨て場を利用してくれることを願うだけです。

補 足

該当の3軒にお知らせするにあたり、そもそも「私たち13軒が使っているゴミ捨て場を、新しく引っ越してきたご家庭が使ってはいけない」という考え自体が誤っているのではと心配になりました。

ゴミ捨て場の利用については自治会に確認すべきなのでしょうか。それとも13軒が建ったときに関わった不動産会社に確認すればよいのでしょうか。

(一番確実な方法は、該当の3軒のご家庭に「ご入居時、どこのゴミ捨て場を使うように言われましたか?」と聞きに行くことなのでしょうが・・・。)

そこで6年前に家を建てたときに不動産会社からもらった書類を確認してみました。

その中に、「ゴミストッカーを13軒で所有・維持管理する」という文言がはっきりと書かれていたので、3軒に注意喚起しても問題ないだろうと思えました。

問題2. お隣さん家にできた蜂の巣

先週末、お隣さんの裏口の屋根の下に小さな蜂の巣を見つけました。蜂の姿は見当たりませんが、形からしてアシナガバチの巣のようでした。

お隣さんが気づいていないようなら早めにお知らせしたいと思いましたが、言い方に気を付けないと角が立ちそうです。あくまでも苦情ではなく、念のためのお知らせといった感じで伝えたいところです。

ちなみにお隣のご夫婦は感じのよい方々でいつもお互い挨拶はしますが、気軽に雑談できるような関係ではありません。

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インターホンを押してお知らせするのは大げさだし緊張するから、ゴミ出しのときにお隣さんと顔を合わせたタイミングでサラッと伝えられたらいいなぁ。

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でも早めに伝えないと、蜂の巣が大きくなってしまうよなぁ。今お隣さんは車で外出中だから、車が戻って来たら伝えようかな。あぁたった一言なのに緊張する・・・。

そこで、申し訳ないけれど子どもの力を借りることにしました。

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やもともり

お隣さんの車が戻ってきたタイミングで娘が蜂の巣を発見し、「蜂の巣がある~!」と騒いでくれたら、お隣さんに伝えやすくなるかも。

お昼過ぎに、お隣さんの車が戻ってきました。今がチャンスです。「お隣さんの自転車置き場に蜂の巣みたいなものがあるから観に行かない?」と娘を誘ったら、娘が「観てくる~♪」と外に出て行きました。そして戻って来ると言いました。

娘のアイコン

ほんとに蜂の巣があったからお隣さんに伝えたら、ありがとうって言われたよ。

まさか直接伝えてくれるとは。私は娘に感心すると同時に、自分でお隣さんに伝える勇気を持てなかったことを情けなく思いました。子どもを利用するのはよくありませんが、今回のように【子どもが言うと角が立ちにくい】ことってありますよね

翌日、蜂の巣は無くなっていました。娘とお隣さんに感謝です。

問題3. 路上でのバレーボール

ご近所の男子中学生が路上(共有の私道)でバレーボールをすることが気になっていました。

平日の夕方や土日の日中、中学生4人ほどで遊んでいるのです。ガラは悪くないですが、仲間といると悪ノリしちゃうような印象の子たち。盛り上がって騒ぐ声と、壁にボールを強く打ち付ける音や振動が続きます。

周辺の家の車にボールをぶつけても気にしない様子で、転がったボールを取るためによその庭へ無断で入るところも何度か見ました。うちの車のボンネットにも、ボールの跡がついていることがありました。

以前、ご近所の女性がその中学生たちに大声で注意していました。

この前も注意しましたよね!?親御さんにも伝えたはずですがまたですか?うちの給湯器にボールが当たってるんですよ!今度見かけたらまた親御さんに伝えますからね!

このように言われても、数日後にはまたボール遊びをするのです。

ボール遊び禁止の公園が多く、遊べる場所が少ないという事情はあるのでしょうが、路上で遊ぶことは危険かつ迷惑な行為。それに娘や他の子どもたちが、「ここの道路ではボール遊びしてもいいんだ」という誤った認識を持つと困ります

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やもともり

本人たちに注意してもだめ。親に言っても改善がみられない。となると、中学校に相談?それでもだめなら警察に相談することになるのでしょうか。

今の時点では音や振動以外の被害はないため、中学校や警察に相談するのは違う気がしました。

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やもともり

内申点に響いたらかわいそうだし、おおごとにはしたくない。

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やもともり

ご近所の子たちなので、伝え方によっては今後のお付き合いに悪影響が出てしまう。

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やもともり

回覧板で伝えるのもアリかな。でも、親がみて子どもに注意してくれるという可能性は低い・・・。

中学生たちに響く伝え方を色々考えた結果、【班長としてご近所数名から相談を受けたことにし、ボール遊びをやめて欲しいと中学生たちにお願いする】という形を取ることにしました。この方法なら、中学生たちは自分たちの行動が「不特定多数の人」から悪く見られているんだと気づきます。それに、私や他の誰かが中学生や彼らの親から恨まれる心配も少ないです。

この日遊んでいたのは男子3人。みんな私より身長が高く、近づくだけでも怖く感じましたが、勇気を振り絞って「すみません・・・。」と声をかけました。そして、用意していた言葉を思い出しながら、以下のように伝えました▼

  • こんにちは。今年度、ここの地域の班長をしている〇〇です。
  • ボール遊びの音や振動で困っていると、ご近所の数名から相談を受けました。
  • 車などにぶつけてキズがついたら器物破損になってしまうし、お庭に勝手に入ったら不法侵入になってしまいます。
  • 「注意してもだめなら中学校に報告して欲しい」とも相談されています。
  • そのため申し訳ないのですが、念のためクラスと名前を教えて欲しいです。(メモを取りました)
  • もし今後もボール遊びが続いてしまうと、中学校に相談することになってしまうし、被害がでたら警察に相談することになってしまいます。
  • ボール遊びができる場所を探すのは難しいと思うけれど、安全な場所で遊んで欲しいです。
  • よろしくお願いします。(お辞儀をしてゆっくり家に戻りました)

心臓がドキドキして途中から息が苦しくなり、声が消えそうになりながらも何とか伝えきりました。中学生たちは3人とも真顔で最後まで聞いて、気まずそうにうなずいてくれました。少しは心に届いていたらいいなと思います。

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やもともり

中学校には今のところ相談していません。もし今後またボール遊びを見かけた際には、相談するかもしれません。

おわりに

今回ご紹介したトラブル以外にも、様々なご近所トラブルで悩んでいる方がいると思います。

気づかないうちに、自分や家族がご近所に迷惑をかけていることだってあるでしょう。特に子どもが小さいうちは、お互い様だと感じることが多くあります。せっかくご縁があって同じ地域に住むことになったのだから、ご近所さんとはなるべく揉めずに暮らしたいもの。

しかし、だからと言って不満を言えずに長年我慢し続けるのも精神的に良くありません。言わなければいけない場面もあります。

ストレートに伝えると角が立つ内容を心に抱えている場合、今回ご紹介したような方法を試していただけたらと思います。

注意点

注意したことで口論になったり、攻撃や逆恨みをされるというケースもあります。

相手や内容によっては、無理に自分だけで解決しようとせず行政窓口や警察に相談しましょう。

 

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