こんにちは。やもともりです。
私は3年ほどコールセンターで働いていたことがあります。
その職場には「自称サイコパス」の男性上司がいました。
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「自称サイコパス」の男性上司
マネージャーとして転職してきたその男性は、よくこんなことを言っていました。
みんなクレーム処理を嫌がるけど、僕はクレーム案件大好きなんですよ。暴言吐かれると、理詰めで徹底的に戦いたくなっちゃう。
僕、どうやらサイコパスっぽいんですよねー。
私は冗談だと思って聞いていましたが、後日彼のクレーム対応を聞いて思い直しました。
彼は、部下が対応できなかった悪質クレーム案件が回ってくると、楽しげな表情で電話対応していたからです。
淡々とした受け答え。緊張した様子はありません。
最終的には論破していて、どちらがクレーマーか分からないほどでした。
私はその男性上司、というか「サイコパス」にとても興味を持ちました。
サイコパスの特徴
サイコパスの特徴は以下の通りです。
- 他人を傷つけることへの罪悪感が少ない
- 自己中心的
- 恐怖や不安を感じづらい
- 衝動的に行動することがある
- 自信家
- 嘘が上手い
- 共感力(感情移入する力)が低い
やもともり
私は内向型のHSP(とても敏感な人、共感力が高い人)なので、ほぼ真逆のタイプ。
共感力には2種類あります。
①情動的共感力:感情移入する力。他人の感情を自分のことのように感じる力。
②認知的共感力:相手の気持ちを理解したり推測したりする力
※サイコパスの場合、②認知的共感力はあっても①情動的な共感力が低いそうです
サイコパスとHSPは【扁桃体】の活動に違いがある
サイコパスの脳の扁桃体は、機能不全の可能性があるそうです。
※扁桃体は「不安や恐怖といった感情、直観力、ストレス反応」に深く関わっている器官です
一部の研究によると、サイコパスの扁桃体は体積が小さいとのこと。また、扁桃体の活動低下についても報告されています。
一方、HSPの扁桃体は活動が活発。扁桃体の過剰反応のせいでストレスや不安を感じやすいと言われています。
やもともり
サイコパスとHSPは正反対のタイプ。だからこそ怖く感じる。でも、少し憧れます。
おわりに
サイコパスは一般的に怖いイメージを持たれがちです。
しかし、自称サイコパスの男性上司のように、自分の特徴を仕事に活かしている人はたくさんいます。
企業のCEO、弁護士や外科医などは、他の職業に比べるとサイコパス気質を持つ方が多いそうです。
サイコパスの特徴を知ることで、HSPの自分の得意・不得意についても改めて考えることができました。
やもともり
自分と違うタイプの人に出会った時、苦手と決め付ける前にまずは理解することから始めたいと思います。