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【ニホンヤモリ】3匹の近況と、性別の見分け方

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ケージのイラスト

こんにちは。やもともりです。

今回の記事の内容は、我が家で飼育している3匹のニホンヤモリの近況です。

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「ニホンヤモリの性別の見分け方」についても詳しく書きました。

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3匹のニホンヤモリの近況

暖かくなってきたので、パネルヒーターが不要になりました。

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飼育している3匹にも少し変化が見られます。

サイズが小さい子から順番に近況を書きます。

ヤリちゃんは10センチになりました

体長10センチのニホンヤモリ

半年前は赤ちゃんだったヤリちゃん。

日に日に成長しており、体長が10センチになりました。

性別に関してはオスの特徴が出てきていないため「メス」だと予想しています。

体長10センチのニホンヤモリ

育ち盛りなので食欲旺盛。

ヤモリにしては警戒心が少なく、トコトコ寄って来ることもあります。

ヤモちゃんの反抗期(?)が終わりました

オスのニホンヤモリ

ヤモちゃんは体長が11センチになりました。元気でよく動きます。性別はオスです。

そんなヤモちゃん。半年ほど前から、私が見ているときにはエサを食べてくれない状態が続いていました。

オスのニホンヤモリ

隠れ家にエサを置くと後から食べていたので、反抗期の高校生のように見えました。

そんな反抗期(?)が終わり、以前のように私が見ていてもエサを食べるようになりました。

モリちゃんの体調が少し心配です

メスのニホンヤモリ

モリちゃんは高齢なので体長は14センチのまま変わらず。穏やかな性格。性別はメスです。

少し食欲が落ちてきたことを心配しています。

脱皮前なら食欲が落ちても問題ありませんが、「体調不良や高齢による食欲不振」の可能性もあります。

メスのニホンヤモリ

1週間以上食べないときは、口の周りに水分多めのエサをちょんとつけて栄養を摂らせています。

(ヤモリは口の周りが濡れると舌で舐めることが多いので。)

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モリちゃん。どうか長生きしてね。

ニホンヤモリのオスとメスの見分け方

ニホンヤモリの雌雄の比較

ニホンヤモリの全長が10センチほどになると、雌雄判別が可能になってきます。
※幼体(全長4~6センチ)の場合は大きくなってからのお楽しみ

オスとメスを見分けるときは、「総排泄口(フン・尿・卵などの出口)」の周辺を観察すると分かりやすいです。

紫色でなぞった部分が総排泄口です。普段は閉じていて線に見えますが、フンをするときなどにパカッと開きます▼

ニホンヤモリの総排泄口

オスとメスの主な見分け方は3つ。一つずつ解説します。

①しっぽの付け根の膨らみを見る

ニホンヤモリのしっぽの付け根の膨らみの比較

一番簡単な見分け方は、しっぽの付け根の膨らみを見ることです。

しっぽの付け根の膨らみが大きければオス、小さければメスです。

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桜の花びらとコップみたいに見える。

②ウロコの違いを見る

オスとメスとでは、ウロコにも違いがあります。

例えば、オスの場合はしっぽの付け根の両側面に「側肛疣(そっこうゆう)」という大きなうろこが発達していますが、メスの場合は発達していません。

ニホンヤモリの雌雄の側肛疣の比較

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サザエさんの髪型みたいで可愛い。

また、オスの場合は「前肛孔(ぜんこうこう)」という穴の空いたうろこが発達していますが、メスの場合は発達していません。

ニホンヤモリの雌雄の前肛孔の比較

写真では分かりづらいですが、窪んだウロコが6~9つ横一列に並んでいます。

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前肛孔からは縄張りを主張するための分泌物が出るそうです。

③お腹に卵があるか確認する

産卵期のメスのお腹には、2つの白い卵が透けて見えることがあります。(※有精卵か無精卵かは、この時点では分かりません)

お腹に卵が2つ透けて見えるメスのニホンヤモリ

お腹に卵が2つ透けて見えるメスのニホンヤモリ

 

以下は2年前、モリちゃんが産卵した直後の写真です。

ニホンヤモリが卵を産卵した後の写真

ポイフルぐらいの大きさの卵を2つも産むので、産卵前はお腹が大きく膨れていました。

おわりに

我が家のニホンヤモリの近況と、性別の見分け方について書きました。

ヤリちゃんとヤモちゃんがどこまで大きくなるのか、今後も楽しみです。

そしてモリちゃんの食欲が戻ることを心から願っています。

娘のアイコン

みんな元気で長生きしてね。

他にもニホンヤモリに関する記事を書いていますので、よければ覗いてみてくださいね。

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