※こちらの記事の最終更新日は2023年2月15日です
こんにちは。やもともりです。
今日は娘(小学3年生)が幼稚園の頃から続けている「チャレンジタッチを使った先取り学習(飛び級)」について書きます。
「進研ゼミのチャレンジタッチ」自体は多くの方にオススメできる素晴らしいものです。
しかし、「チャレンジタッチを使った先取り学習(飛び級)」となると、万人にオススメできるものではありません。
合う / 合わないが、親子それぞれの性格や状況によって大きく左右されるためです。
我が家にはチャレンジタッチを使った先取り学習が合っているため、3年以上続けています。
これから書く内容が、こんな悩みをお持ちの方の参考になると幸いです▼
- チャレンジタッチを使った先取り学習(飛び級)のメリット・デメリットを知りたい
- どんな親子に合っているかについて知りたい
チャレンジタッチを使った先取り学習(飛び級)とは
小学生のための通信教育【進研ゼミ小学講座】 では、紙のテキストを中心に学ぶ【チャレンジ】と、タブレットと紙で学ぶ【チャレンジタッチ】があります。
違う学年の講座を受講することも可能なため、ひとつ上の学年の講座で先取り学習しているご家庭も少なくありません。
「次月号のレッスンの先取り」ではなく、「来年のレッスンの先取り」。飛び級のような感覚ですね。
我が家でも、小学3年生の娘が小学4年生用のチャレンジタッチに取り組んでいます。
娘は幼稚園年長のときにチャレンジタッチ1年生をスタート。進研ゼミ小学講座に「1学年分の先取りをしたい」と電話した際、オペレーターの方から以下のような注意点をご案内いただきました。
- ネットからではなく電話にて申込みが必要
- 本来の学年の講座に変えたくなった場合、タブレットの交換が必要
- 学年変更のタイミングや状況によっては費用が発生する
もし学年が進むにつれて先取り学習が負担になってきたら、タブレットを交換してもらおうと考えています。
受講をご検討の際は、公式サイトから最新情報をご確認ください▼

先取り学習のメリット
我が家の場合、「チャレンジタッチを使った先取り学習」には3つのメリットがあります。
- 勉強させているという安心感が持てる
- 親子で余裕を持って勉強できる
- 「勉強が得意」という自信がついた
一つずつ見ていきます。
1. 勉強させているという安心感が持てる
娘に先取り学習をさせていることで、周りの教育熱心なママさんたちを見ても焦ることが少なくなりました。
完全に親の自己満足でお恥ずかしいですが、心配性の私にはこういう安心感が必要なんです。
2.親子で余裕を持って勉強できる
我が家では娘に、「このチャレンジタッチは1学年進んだ内容だから、分からない問題があっても大丈夫。」と伝えています。そして、分からない問題は親子で一緒に解くことにしています。
この「分からなくても大丈夫」という意識は、うちの娘にとっては大切なこと。というのも、娘は他の子に比べると失敗を恐れがちで、間違えることを恥ずかしいことだと思い込んでいるからです。
一度つまずくと、なかなか先に進めなくなるところは私と似ています。
親としても家での先取り学習に関しては、「1年も先に習う内容なんだから、今分からなくても問題ない。」と余裕を持っていられます。
3.「勉強が得意」という自信がついた
先取り学習(予習)をしていると、小学校の授業中、
あ!これ知ってる!
が増えますよね。
大人でも謎の専門用語だらけの話には興味を持てませんが、聞いたことがある言葉が出てくる場合には興味が湧いてくるものです。それに、基礎が身についていれば応用問題に取り組む余裕も生まれます。
授業内容に興味を持てたり、応用問題が解けて褒められる機会が増えたりすることで、勉強への得意意識が芽生えます。
その「得意」はやがて、「楽しい・好き」につながるかもしれません。
娘の場合、小学校での勉強に関しては2年生の終わりごろから得意意識を持ち始めたようです。友達と家で宿題をする際、友達が分からない問題を娘が教える場面も見かけるようになりました。
九九チャンピオンになったよ。
なんて報告してくれる日もあります。
また、ニュースやクイズ番組の中で都道府県名が出ると敏感に反応し、
岩手って青森の下にある県だよね。
と嬉しそうに話してくれることも。
都道府県や九九については、チャレンジタッチのアプリや教材のおかげで早いうちから身に付きました。
先取り学習のデメリット
「チャレンジタッチを使った先取り学習」には、メリットだけでなくデメリットもあります。
- 授業がつまらなくなる可能性がある
- 難しすぎると自信を失う
- 予習時期が早すぎて内容を忘れる
これらについても、一つずつ見ていきます。
1. 授業がつまらなくなる可能性がある
先取り学習を始めるうえで一番心配していたのは、「学校の授業がつまらなくなるのでは」ということでした。
すでに知ってることを一から教えてもらっても、簡単すぎてつまらないですよね。実際娘も、1年生の前半の授業(ひらがな、かたかな、足し算など)では物足りなさを感じる場面があったようです。
しかし、2年、3年と学年が上がるにつれて「授業がつまらなくなるのでは」という心配は無くなっていきました。授業内容が難しくなるためです。
娘の場合、先生の説明やお友達の発言を余裕を持って聞けているそうです。
2. 難しすぎると自信を失う
チャレンジタッチの中で難しい内容(算数の発展問題や、英語のリスニング問題など)が出てくると、子どもによっては不正解が続いて自信を失う場面もあります。
実際に娘も、1年生のころは応用問題にイライラしたり泣き出したりすることがありました。
そういうときは無理に取り組ませずそこで終わらせたり、親が一緒に問題を解いたりします。「勉強=楽しいもの」というイメージが、「勉強=苦痛」にならないよう注意が必要です。
1年後に習う内容を先に学んでいるのだから、出来なかった問題ばかりに目を向けるのはよくありません。出来た問題に注目して沢山褒めることで、子どもが自信をつけてくれたらいいですね。
3.予習時期が早すぎて内容を忘れる
1学年分の先取りとなると、1年後に学校の授業で習うときにはほとんど忘れていそうですよね。
確かに一度学んだだけでは、すぐに忘れてしまいます。(特に漢字。)
記憶に定着させるためには「チャレンジタッチ ⇒ 学校の授業 ⇒ 宿題」といった反復学習を短い間隔で行わないと、学習効率が悪いようです。
反復学習のために利用したいのが、問題集や実力診断テスト。これらが進研ゼミから定期的に届きます。
長期休暇などの期間にコツコツ取り組めば良い復習の機会となり、記憶の定着率や理解度を上げられます▼
また、チャレンジタッチでは過去のメイン学習教材がタブレットに記録されているため、忘れた部分は復習することが可能です。
タブレットに記録されているメインの学習教材は、2学年分のみです。
例えば小学4年生の9月号のレッスンに取り組んでいる場合、さかのぼって利用できるメイン学習教材は「3年生の丸一年分」と、「4年生の4月~8月号分」です。
※チャレンジタッチを継続して受講している前提です
※小1のレッスンに取り組んでいる場合、さかのぼれるのは1学年分です
また、チャレンジタッチには楽しい学習アプリが盛りだくさん。都道府県・英語・プログラミング・漢字・計算問題・図形問題など。
子どもが自分から取り組みたくなるような細かい工夫が見られます。復習になるだけでなくレベルアップにもつながる内容になっていますよ。
チャレンジタッチを使った先取り学習(飛び級)に向いている人
上述のメリット・デメリットをふまえると、チャレンジタッチを使った先取り学習(飛び級)に向いているのは以下の方だと考えます▼
- 周りの教育熱心なママさんを見ると焦りを感じる
- 学年に合った勉強だけでは漠然とした不安がある、心配性
- 塾ほど本格的ではなく気軽な先取り学習を子どもにして欲しい
- 何事も余裕を持って進めたい
- 子どもと一緒に勉強する時間を作れる
- 子どもへの根気強い声掛けができる
- 子どもにゲーム感覚で楽しく学んで欲しいと思っている
- 文字や数に興味を持ち始める時期が比較的早かった
- 少し背伸びしたがる
- 飽き性で好奇心旺盛
- 失敗を恐れがちで、つまずくと先に進めなくなる
- 褒められると調子づく
- ゲームやタブレットが好き
こうやってみると、親の声掛けやサポートが大変そうに感じますよね。
我が家の場合も毎日のチャレンジタッチを習慣化するのに半年かかりました。親が毎朝テーブルにチャレンジタッチを置き、子どもが手をつけなかったら「一緒にやろう」と声を掛ける。毎日これの繰り返し。
習慣化できたら楽になりました。
チャレンジタッチのタブレットでは、動画やアニメーションによる解説が多く、丸付けも自動。間違えた問題は自動で「解き直し問題」として出題されます。そのため基本的には、子ども一人で学習を進められるように作られています。
ただ、実力診断テストや問題集に取り組む習慣はまだできていません。そこに関しては親の声掛けやサポート、ご褒美を設定するなどして試行錯誤しています。
飛び級なしで先取り学習をしたい人は
「ひとつ上の学年の講座となると抵抗があるけれど、別の方法で先取り学習はできないのかな。」と思う方もいらっしゃると思います。
チャレンジタッチでは、国語・算数・英語でしたら飛び級せずとも自分のペースで先取り学習ができるようになっています。利用するのは「AI国語算数トレーニング」と「Challenge English(チャレンジイングリッシュ)」。
充実した内容にもかかわらず、どちらも追加費用はかかりません。
①AI国語算数トレーニング
学年を超えて1~6年生の範囲の国語と算数の問題に取り組むことができます。必要なら取り組み前に解説動画を観ることもできますよ。
②Challenge English
Challenge Englishは声を大にしてオススメできるコンテンツです。
娘にも毎日取り組んでもらっています。
リスニング、会話、発音、アルファベット、フォニックス、リーディング、ライティング、文法、語彙。
英語4技能(聞く・話す・読む・書く)それぞれの問題がバランスよく用意されており、発音チェックやAIとのおしゃべり機能までついています。
レベル8が終了した時点で、中学3年生までに習う語彙や文法を習得できるそうです。(英検3級相当)
自分のペースでどんどん学習を進められますし、そこそこ難易度が高くやりごたえたっぷり。
飛び級無しの通常のお申込は、ネットからできます▼

まとめ
この記事では、先取り学習のメリット・デメリットについて書きました。
と悩まれている方のご参考になれば幸いです。
ご家庭によって合う / 合わないはありますが、以下の気持ちをお持ちの方は、お子さんに1学年上のチャレンジタッチを勧めてみるのも良いと思います▼
- 一歩進んだ勉強をさせているという安心感を持ちたい
- 親子で余裕を持って勉強したい
- 子どもに、「勉強が得意、勉強は楽しい」という気持ちを持ってほしい
反対に、まだ迷いがある方には飛び級ではなく通常のお申込をオススメします。
飛び級なしでも「AI国語算数トレーニングやChallenge Englishを活用」を利用することで、国語・算数・英語については十分な先取り学習になるからです。
違う学年の講座のお申込は電話連絡が必要ですが、資料請求はどの学年分でもネットからできます。
チャレンジタッチでの飛び級や先取り学習にご興味がある方は、公式サイトをのぞいてみてください。
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