こんにちは。やもともりです。
我が家の娘(小学2年生)はYouTubeやテレビゲームといったデジタル遊びが大好き。
娘
特に、YouTubeは毎日観ています
ただ、動画で使われる言葉は口語(話し言葉)が中心。乱れた表現も使われていますよね。
動画からも多くのことを学びつつ、本からも文語(書き言葉)表現や正しい日本語を学んでもらいたいところです。
やもともり
読書は語彙力・想像力・読解力も向上させてくれます
今回の記事では、「子どもに読書をしてもらうための方法」について書きます。
スポンサーリンク
効果を感じたやり方 5選
娘の読書のために色々な方法を試してきました。効果を感じたものを5つご紹介します。
1. 親子で一緒に読む
子どもが進んで本を読まない場合、まずは親子で一緒に読む習慣を作ります。
「読みなさい」ではなく、「一緒に読もう」のスタンスです。
我が家では以下のステップで読書の習慣をつけました▼
①図書館で本を借りてくる(6冊くらい)
娘の好きそうな本を借りてきます。
児童書、絵本、漫画、図鑑。本なら何でもOK。
ちなみに娘は動物が表紙に描かれている本や、タイトルに食べ物が入っている本を好みます。
②娘にじゃじゃーんと本を見せる
娘が興味を示さなくても、「表紙だけでも見てみよう」と誘います。
③気になる本を2冊だけ選んでもらう
自分で選んだ本なら少しは読む気になりますよね。選ばれた2冊は寝室に置いておきます。
④寝る時間になったら一緒に寝室に行き、読む本を選んでもらう
ここでも、読む本は娘に選んでもらいます。
※寝室で読む理由は、スマホやテレビといった誘惑がないからです
※娘が他に読みたい本があればそちらを優先します
⑤30分読んだら寝る
読むのは長くても30分。30分たったら「続きは明日ね」と切り上げて寝ます。続きが気になる状態で切り上げると、明日も読みたくなりますよね。
※娘の体調や気分によっては無理に読まず寝かせます
やもともり
娘が読みたい本が無くなったら、また図書館で借りてきます
2. ご褒美・ベタ褒め作戦
娘が自発的に本を2冊読んだら、ご褒美としてスマホの無料アプリを1つインストールしています。
ただしインストール前に、「この本にはどんなことが書かれていたか」、「一番心に残ったところ」について教えてもらいます。
やもともり
親が楽しそうに感想を聞くと、子どもはたくさん話してくれます
「あらすじの説明がすごく上手。」など、良いところを見つけてベタ褒めしましょう。
3. さりげなく子ども部屋に3冊並べる
定期的に本を3冊買い、子ども部屋の本棚にさりげなく並べています。
娘はそれらに気づくと、
娘
いつの間にか増えてるー
と嬉しそうに手に取ります。
このとき並べる3冊は、小学2年生の娘にとって「①絵が多く簡単、②絵が多く年相応、③絵が少なく少し難しい」本です。
例えば、以下の3冊。
2つ目の「マンガでおぼえるコミュニケーション」は、娘が「面白い♪」と言って何度も読み返しています。
娘
まだ読めない漢字も出てきますが、イラストが多いので分かりやすいです。
4. 読書をゲーム感覚にする
読み方の工夫をすることで、読書は遊びやゲームにもなります。
やもともり
次のような方法を使うと、集中しながら楽しく読めます
● 読書中や読書後に簡単なクイズを出す
例:「さて問題です。クマくんの家に最初に来たのは誰だったでしょう?」
● 親と子で1ページずつ交互に音読する
1ページずつ交互に読むのもおすすめ。セリフを学芸会のように大げさに読んで、相手をゲラゲラ笑わせると楽しいです。
● 読んでいる途中で、本の内容に突っ込みを入れる
例:「ゾウさん、一人で全部食べちゃだめじゃん。」
5. 絵本を一緒に作る
読むだけでなく、世界に一つだけの絵本を自分たちで作るのも楽しいです。
出来上がった本には愛着が湧きますよ。
やもともり
娘が作った絵本では、たいてい終盤で誰かが撃たれます
効果を感じなかったやり方
親が読書している姿を子どもに見せる
親や兄弟が楽しそうに読書していると、それを見た子は本に興味を持ちそうですよね。
しかし娘の場合、私が本を読んでいても興味を持ちません。
むしろ、
娘
本を読むのはやめて一緒にゲームしよう
となります。
同じ空間にいてもやりたいことは人それぞれですね
年齢に合った本
一口に「本」と言っても内容は様々ですよね。
物語、なぞなぞの本、折り紙の本、漫画、図鑑、科学の本、料理の本など。
ここでは「年齢に合った本」についてご紹介します▼
未就学児: お気に入りの絵本や図鑑を繰り返し読む。(読み聞かせがメイン)
小学1年生: 絵本に加えて、30~70ページ程度の児童書。料理など、何かができていく過程を題材にした本もおすすめ。(まだまだ読み聞かせがメイン)
小学2年生: 絵本や80ページ程度の児童書を大人と交互に読む。言葉遊びを楽しめるようになる時期なので、なぞなぞの本もおすすめ。
小学3、4年生: 150ページ程度の児童書。子供脳から大人脳に切り替わっていく時期であり、心理テストや科学の本に興味をもつことも。(大人と一緒に本を読むことについては、子どもが望まなくなった時点で止める)
小学5年生~: 200ページ以上の児童書。大人への入り口となる時期であり、ノンフィクションなど大人向けの本も読めるようになってくる。
このようなイメージです▼
- ~小学2年で読書を好きになる
- 小学3、4年で読書を広げていく
- 小学5年~は読書を深めていく
やもともり
お子さんの興味や成長度合いはそれぞれですが、ご参考までに
おわりに
読書を無理強いしては逆効果になるため、楽しく取り組める方法をいろいろ試しています。
面倒くさい
子どもの読書に付き合っている時間がない
という場合は、【ご褒美・ベタ褒め作戦】だけでもお試しください
やもともり
子どもたちが本に触れる機会が少しでも増えると嬉しいです。