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「集団になると気が大きくなる」を防ぐには

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こんにちは。やもともりです。

一人のときはおとなしいのに、集団になるとルール違反や迷惑行為をする人っていますよね。

例えば渋谷のハロウィン、いじめ、過激なデモ活動に参加する人々

「みんなでやれば大丈夫」だとか、「みんながやってるから自分もやらなきゃ」という心理が働くようです。

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子どもへの伝え方

うちの娘も例外ではなく、3月の個人面談で担任の先生から「お友達と一緒にいると、気が大きくなるところがある」と指摘されました。

授業中に先生の目を盗んでお友達と手紙の交換をしていたことがあったそうです。また、男の子が脱いだ上書きを左右逆に置いてお友達と笑っていたこともあったとのこと。

どちらについても、娘には個人面談後に注意しました。もうすぐ小学3年生。ある程度の善悪は判断できるはずですが、状況によっては悪いことでも平気でおこなってしまいます。

では私自身はどうなのかというと、やはり「集団になると気が大きくなる」人間です。大勢の集まりに参加することは苦手な一方で、集団に属することによる安心感は求めてしまいます。

子どもの習い事なんかも、周囲がやっているものは娘にもやらせないと不安になってしまいますし、「一番人気」と書かれた商品にはつい手が伸びます。それに、いつもは周りの目を気にし過ぎるタイプなのに、集団内で話に夢中になると「集団の外」が見えなくなるときもあります。

集団の中の人には気を遣えても、集団の外の人にまで気を配るのは大人でも難しいことです。

そういうこともあり、人がたくさんいる場所は本当に疲れます

人間なので集団心理が働くのは自然なことですが、「人が嫌がることをしていないか?」、「流されていないか?」という客観的な目線は常に持っていたいです。

娘には日頃から、

やるかやらないか迷ったとき、

良いことなら挑戦しよう

悪いことならやめておこう

という言葉を伝えています。これらに加えて、最近はこんなことも伝えるようにしています▼

みんながやっていることをするとき、
これは一人でもやる良いことか
一人ならやらない悪いことか
を考えようね

子どもに偉そうに伝えるだけでなく、自分自身の心にもよく言い聞かせねばと思っています。

集団のデメリット

集団のデメリットは、上で述べてきたことも含め色々ありますよね。

集団のデメリット
  • 盛り上がると感情的になり、冷静な判断が難しくなる
  • 集団の言動が正しいものだと思い込む(→洗脳)
  • 流されやすくなる
  • 違う意見も持つ人を排除しようとする(→いじめ)
  • 違う意見を言い出しづらくなる
  • 個人への注目が減り、責任が分散されるように感じる
  • 強くなった、偉くなったと錯覚して攻撃的になる
  • 罪悪感・羞恥心が薄れて迷惑行為を行うことがある

集団が迷惑行為をしている映像をニュースで流すとき、もっと個人の顔ばかりをクローズアップして報道すればいいのにと思ってしまう私です。

集団のメリット

「集団になると気が大きくなる」ことについて悪い面ばかりを述べてきましたが、もちろん良い面も沢山あります。

集団のメリット
  • 盛り上がって楽しくなれる
  • 仲間と喜びや感動を分かち合える
  • 連帯感や結束力が生まれる
  • 居場所があるという安心感が持てる
  • 協力して大きなことを成し遂げられる
  • 自分もやろうという気になれる(ボランティア活動やエコ活動など)
  • 羞恥心が薄れて大胆になれる
  • 不安や恐怖心が薄まり、勇気が出る

特に臆病なところがある娘にとっては、良い意味で集団にやる気や勇気をもらえる場面が多いです。

「みんなが跳び箱を跳べているから、私も跳べるようになりたい」と言って家で自主練に励んでいたことがあります。また、クラスのみんなで協力して大きな絵を完成させたこともあります。

「みんなでやれば大丈夫」という言葉が、良い意味の方でたくさん使われるといいなと思います。

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