こんにちは。やもともりです。
娘の通う小学校でPTA主催の夏祭りをおこないました。多くの児童や保護者が来場してくれるなか、ダンスなどのステージはどれも盛況。子どもたちの笑顔があふれる一日となりました。
私は今年度PTAの本部役員をしているため、この夏はお祭りの準備で慌ただしい日々を過ごしました。
会議、買い出し、看板などの制作、資料作り、LINEの嵐。人員や準備日数が少ないにもかかわらず、中心メンバーはアイディアをあれもこれも形にしようとします。
負担がどんどん増えていき、正直なところブラックな気持ちを抱いてしまうこともありました。
私は「PTA活動は子どもの安全対策に力を入れさえすれば、あとは効率重視でいい」と考えている冷めた人間です。イベントも苦手。
そのため夏祭りの準備期間中も当日も、張り付いた笑顔で淡々と言われたことをこなしただけでした。夏祭りが成功したのは完全に、「私以外の本部役員メンバー」のおかげです。
メンバーたちの頑張りを側で見ていて何度も疑問に思いました。
イベントや子どものことが好きでなければ、あんなに情熱的にはなれないと思います。
今回の夏祭りで、良かった点と反省する点は以下の通りです▼
- ケガや熱中症、不審者、目立った争い、クレーム等の発生がなかった
- 雨が降らなかった
- ダンスなどのステージが盛り上がった
- 娘が「楽しかった♪」と言ってくれた
- たくさんの子どもたちの笑顔が見られた
- 自分自身も笑顔で過ごせた
- 場所によってはマイクの音が聞き取りづらかった
- 打合せ不足により、お手伝いに来てくださった方々を上手く誘導できなかった
夏祭りの準備中や当日、ふと高校の学園祭を思い出すことがありました。私はあの頃から率先して動ける人間ではなかったです。一方、生徒の多くは生き生きとした表情で熱心に楽しそうに準備をしていました。
イベントの裏側では報酬の有無にかかわらず大勢の人が汗水流して準備をしているんですよね。効率を考えつつも、参加者に楽しんでもらうための様々な配慮は忘れません。そしてイベント当日は明るい笑顔でテキパキと動き、終わったあとの片付けまでおこないます。
テキパキ動ける人たち、本当にすごいなぁ・・・
今回、夏祭りを運営する側になったおかげで、来場者目線では見えなかった裏側を見ることができました。そして本部役員たち一人一人に改めて尊敬の念を抱きました。
「来年また夏祭りの運営やりたい?」と聞かれたら返事はNo一択ですが、見えないところで動いてくれている人々への感謝と配慮は忘れないようにしたいです。