こんにちは。やもともりです。
娘の通う小学校でPTA本部役員になり早4か月。
PTA活動では「波風を立てず決まったことに従う」スタンスの私ですが、会議の場でつい反論してしまった場面がありました。今日はそのことについて書きます。
夏祭りの準備品について、担当者を決めるためおこなわれた本部役員会議。会議の終盤、メンバーのなかでも特に張り切っている2人からこんな提案がありました。
夏祭りの日、スタッフはおそろいで水色のTシャツを着ない?
夏祭りに乗り気ではない私は、PTA用の防犯パトロールベストを着ればいいのにと思いました。しかし彼女たちの気持ちも分かります。一から準備してきた夏祭りで一体感を味わいたいのでしょう。(それに、PTA用の防犯パトロールベストがとてもダサい、という事情もあると思います。)
この時点では、おそろいのTシャツを購入することに反対意見は出ませんでした。今後のPTA活動でも使えるよう、「無地の水色のTシャツ」を備品として購入しようかという流れになりました。(水色は学校のイメージカラーです。)
そこまでは良かったのです。問題はそのあと出された提案でした。
ボランティアさんたちにもおそろいのTシャツを着てもらいたい。でも費用を負担してもらうのは申し訳ないから、Tシャツ代は私たち本部役員だけでカンパしよう。
なぜPTAの備品としてPTA室に保管する予定のTシャツ代が、本部役員の自腹となるのでしょうか。しかも、他のボランティアさんたちのTシャツ代まで。全員分のTシャツ代が24,000円だとすると、2,600円ほどの自腹です。
日々PTA活動に時間と労力を使っているのに、カンパまで要求されるのは納得がいきません。そこで私はこんな発言をしてしまいました。
PTAで今後も使うのであれば、Tシャツ代はPTAの予算から出した方がいいんじゃないかな。
・・・。
その場の空気が2℃ほど下がりました。どうやら私以外のメンバーは、「2,600円くらい出しても構わない」という意見だったようです。
「一人2,600円ぐらいなら、波風立てずに払った方が楽なのに。」と思われるかもしれませんが、金額の問題ではありません。PTA活動にお金まで奪われるのが不服なんです。
それに、PTA活動の費用を個人がこっそり負担すると、PTAの収支が不正確なものになってしまいます。
私の空気を読まない発言により、「Tシャツ代をPTA予算から計上できるか会長と会計担当者で検討する。計上できなければカンパしたい人だけでお金を出し合う。」ということになりました。
私の予想では、カンパの案が通ると思います。全員分のTシャツ代24,000円はPTAの費用としてはそこそこの金額。例年には無かった費用が発生すると、会計監査などから指摘されることがあります。それが面倒なのでカンパを募ったのかもしれません。
反論しても結果が同じならば言わなければ良かった・・・。会議の場にいた全員の記憶を消したいです。
過去の記事では、次のようなスタンスでPTA活動を行うと決意していました▼
- 常にニコニコ
- 分からないことは積極的に質問する
- 波風を立てず決まったことに従う
- 手伝えることは自分から手伝って早めに終わらせる
- でしゃばらない
しかし今回、会議で反論をしたことで波風を立ててしまいました。せめて「反論」ではなく「質問」という形でやわらかく意見を言えたら良かったのにと反省しています。
例えば、こんな風に▼
お揃いのTシャツ良いね。この場合の費用は、PTA予算からだと出しづらいのかな?
今後の会議では、今まで以上に静かに座っていようと決意しました。もしどうしても反対意見を言いたいときには、相手の面目をつぶさないよう慎重に言葉を選んで伝えようと思います。
後日談。会計さんのご配慮のおかげで、Tシャツ代はカンパではなく予算から出ることになりました。